2011-08-16

Paris 寄り道

Luberonの村々の観光の後、アヴィニョンのTGV駅まで送ってもらい、
ガイドの方とはお別れ。

次の行き先はリヨン。アヴィニョンからTGVで1時間ぐらい。のはずだった。
ツアーのガイドさんいわく、リヨンは食のモードが発信されてる街ってことで、
なによりも食事を楽しみにしていた。
リヨン出身のドライバーさんに名物やら行っては行けないエリアやら
きちんと教えてもらって、いざ!ってはずだった。

電車に乗ってから1時間ぐらいして、検札。
私たちのチケットを見た駅員のおばさん、深いため息・・・。
わずかに話してくれた英語によると、
駅員さん「ノー、リヨン。ゴー、パリ。」
私たち「・・・。うぇーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー、パリ!?」

そこからは必至。英語が全然通じないので、筆談。
駅員さんは色々と調べてくれたが、パリからリヨンに戻るTGVは既になし。
そりゃそうだよねえ、パリに着くの9時過ぎだっていうもの。
「しょうがないわよ」って感じで一応検札して帰って行った。
あまりにも不憫に思ったのか、差額は請求されなかった。
ということで、急遽予定外ではありましたが、パリへ行って参りました。
もう、笑うしかない。食べるしかない。ってことで、リヨンの美食を諦めて、
TGVの売店で冷たいサンドイッチをいただく。

自称カリスマツアコンの私がこんな初歩的なミスをするとは・・・。
ひどくショック。

で、この過ちの原因を冷静に考えてみた。
理由は単純。フランス人の友達からのメールで気づいた。
電車に乗る時、もちろん行き先はちゃんと見た。
それには「Paris Gare de Lyon」(Gareは駅っていう意味。)
コレを見て私はてっきり、リヨン経由パリ行きだと思った。
でも実際は、『パリ・リヨン駅』。パリにあるリヨン駅。
そ、そんな落とし穴があるとは・・・。東京・大阪駅みたいな感じか?
確かにガイドブックに「パリ・リヨン駅から2時間」とかの表示があって、
パリとリヨンじゃ全然場所が違うのになんで同じ2時間なんだよ!って
ずーーーーーっと思ってた。パリの知識が薄かった。

つーことで、パリ・リヨン駅前のホテルに「部屋ありますかー」と尋ねて歩き、
駅前のホテルの部屋にありつく。
で、せっかくパリに来たからってことで、夜でも行けるエッフェル塔に
行って参りました。

私、今年は予想外にパリの地下鉄にて誕生日を迎えました。
それもまたいい思い出。


 

パリ・リヨン駅



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