2011-03-15

Proud of Japan

ナイジェリアのトニーが「家族は大丈夫か?」と今日も聞いてくれた。
タイのBee、台湾のLilyも。

ギリシャのミルトは彼女の選択科目Human Resourceの教授が
授業の始めに数分間、日本のことだけを話していたと熱っぽく話してくれた。
「日本人は自分たちにプライドを持っている。」とかとか。
ちょっと聞きたかったな。

今日、初めて会った論文のスーパーバイザー、オドゥル(女性、トルコ人)。
日本について研究をしているので、日本に知り合いも大勢いる。
話す気分じゃなかったら、別の日にするか?と気遣ってくれた。

トルコ出身なのでもちろん地震を知っている。
ここでも、日本人の地震時の対処について賞賛された。
典型的なトルコ人だったら、地震が起こったら窓から飛び出す。って。

地震、津波、原発ってtoo much。
でも、日本が乗り越えられなかったら、他の国には到底無理だよ、とも。

今まで、日本は小さい国なのにどうして経済大国になって、
今はイマイチなの?ってクラスメイトに質問されると、こう答えていた。
(私の勝手な解釈。)
「日本は戦争に負けて、復興しようと必至に頑張った。
でも、今の人びと(私含む)は生まれた時から豊か。
だから、豊かであることがあたりまえで、必至になることを知らない。」

昨日の、都知事発言。既に撤回されているけれど、
「我欲を洗い流さなきゃいけない」ってのは妙に心に響いた。

ここにいると、日本人であることを誇らしく感じることが多い。
それらは全部、戦後がんばって復興を支えてくれた人びとのおかげ。

何十年後、自分たちの子や孫が海外に来たら、私と同じように
誇らしい気持ちになって欲しい。
そのためにも、今回の危機はなんとしても乗り越えなければ。

東北は雪が降っている。
私のカイロを送ってあげたい・・・。

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