2011-02-28

Walking

土曜日の午前中、天気がよかったので、
Emilyと学校の周りのPublic Footpathを歩いてまわる。

前日に雨が降ったので、ところどころぬかるんでいたけれど、なかなか楽しかった。



パブリックフットパスの地図を片手に道になき道を行く。
パブリックフットパスは上のようなサインがあるのだけれど、途中からサインを見失い、
羊がたくさん放牧されているところに行き着いてしまった。
どう見てもプライベートエリアなので、立ち入るのはやめて途中で引き返す。


これから先、天気もよい日が増えるだろうし、なかなか楽しみ。
湖水地方に行くにもいい時期が近づいてきたな〜。

Sushi

Sushi Party金曜日に無事に終了。

今回は私の能力を考えて5人の少人数制。
インド、ギリシャ、スペイン、ルーマニア、そして日本。

いやあ、あんなので満足していただけるなら、いくらでもやりますよ。

ごはん炊いて、すし酢混ぜて、あとは野菜切って終わり。
野菜はキュウリとパプリカとアボカド、あとはのりがNGな人のためにレタス。
ツナとタマネギが混ざったディップがスーパーにあったので、
ツナマヨ的な感じでそのまま使用。

あとはスモークサーモンとかにかま。マグロも売っているけれど、
さすがに生で食べるためのものじゃないので、リスキーすぎる。
ソーセージも人気があると聞いて、一応用意。

事前学習教材として、YoutubeでHow to make temaki-sushi.を与えておいた。
いつもの私の手巻きはこんなにきれいに巻かないけれど、
一応見せてしまった以上、今回はこれに従った。

途中からは好きなよーに巻いてくれ、ってことで。
太巻きを作ったりとか、巾着みたいにしちゃったりとか、
色々だったけれど、まあ楽しんでくれたなら、それでいいや。

ちなみに、飲み物にはEduardo特製の本場スペインのサングリア。

このEduardoなかなかのアジア通で、なんとまきすを持っていた。
スシが好きで、何度か自分で挑戦したとか。
しかも、昆布とワカメも持っている。
これでだしをとってスープを作っているらしい。
私なんて、粉末のだしを使っちゃうのに・・・。

やっぱり、日本食はヘルシーっていう評判が高いので、
ヘルシー志向の強い人びとには人気がある。
たとえこんなものでも。

ちなみに、翌日マンチェスターで日本人のお友達と、
外国人が経営する回転寿司に行ったけれど、なかなかひどかった。


2011-02-26

Alex

昨日の夜は、Sushi Party。
授業の後に買物に出たら、大分遅くなってしった。
ごはんがギリギリで炊きあがって、キッチンでバタバタ。

そうすると、またしてもキッチンでブリティッシュAlexに会う。
彼の専攻はEnvironmentalなんとかで環境系の専攻。
私はてっきり学部卒業してすぐにここに来たのかと思っていたけれど、
2年土木関係の技術者として働いてからここに来たらしい。
バーミンガムのラウンドバウンドのいくつかは自分が設計した。と言っていた。
でも、あれってサークルでしょ?
そうだけど、標識の位置とか、侵入角度とかいろいろあるんだ、と
話してくれたけど、後半聞き取れず・・・。

ちょっと意外だったのは、彼の専攻について聞いた時に
ものすごーく熱心にたくさんしゃべっていたこと。
ああ、ちゃんと勉強してるんだ、と。
意外と言っては失礼か。勉強しにわざわざ仕事辞めて来たんだもんな。
でもって、マスター卒業後はそのままポスドクに進む予定らしい。

今まで、ろくにしゃべったことがなくて、
飲んで騒いでいるところしか見たことがなかったから、いい印象がなかったけれど、
少し見方が変わったかも。

2011-02-25

パーソナルスペース

「パーソナルスペース」って言葉がある。
人に立ち入られると不快と感じるエリアのこと。
国によっても違うし、もちろん個人によっても違う。
ハッキリと私のパーソナルスペースはここまでだから、入ってこないで!とは
宣言できない。
時として、接する相手によってもそこは変わって来る様に思う。

今、多種多様なバッググラウンドを持つ人びとと一緒にいるので、
文化の違いとか感覚の違い等々、感じることがたくさんある。
(多くは生活で垣間みる小さなこと)

で、このパーソナルスペースの違いも時として感じる。
これは個人でも違うので、この国の人はこう、とは言えない。
(そもそも、多くの諸外国は他民族なので、日本みたいに国では割り切れない。)
でも、なんとなく、日本にいる時よりも立ち入られることが多いと感じる・・・。
話す時にものすごく近いとか、歩く時に腕を組まれるとか(女子から)・・・。

この話題をブログで書こうと思ったきっかけは、(本意とはちょっと違うけれど)
最近冷蔵庫の私のパーソナルスペースが浸食されているから。
はっきり、この段は誰の。っていう定義はされていないけれど、
入居してからなんとなくみんな自分の段を持っていた。
「ここにちょっと入れさせて」とちゃんと言ってくれる子もいた。
なのに、今になって、私の段に食料が詰め込まれている・・・。
他の段も空いているのに。この変化になかなか適応できずにいる私。

ここにいると、”自分のモノ”っていう執着がすごくて、”人のモノ”には手を出せない。
(私、集団生活に向いていないのかもなー。)
例えば、自分のお皿が誰かに使われていて、しかも洗われずに放置されていたとしても、
人の皿を使おうって気にはならずに、結局それを自分で洗って使う、とか。
だから、私は冷蔵庫も人のエリアに立ち入れないでいる。

解決策はふたつ。(同時に実施することが好ましい)
その1)侵入してきた食料を他の段に移す
その2)侵入できない程に常に冷蔵庫をパンパンにしておく

相変わらず、小さな攻防を常に続けている私の生活。
(また自分の小ささを露呈するような内容を書いてしまった・・・。)

パーソナルスペースの参考までに

2011-02-24

Guest Lecture

木曜日は午後1時にコースディレクター(from CANADA)のレクチャーがある。
ゲストスピーカーを招いているとのことで、今週のみ午後3時に変更。
ゲストはカナダの大学の先生らしいのだが、多分ディレクターの友達で、
イギリスに遊びに来てるんだろ、とクラスメイト予想。

午後3時に教室に行く。
講師が3時半にアポを取っているから、ということで前半30分は
普通の授業。で、いよいよ3時半になったところで、
「じゃ、そろそろコールしてみよう」

えええええええええええええええ?
ゲストレクチャーってオンラインですか?
そりゃ、確かに可能だけど。
ゲストレクチャー=”目の前にいる”って勝手に思い込んでいただけに、
ちょっと驚いた。この先入観、今や捨てなきゃだめだな。

Skypeでつないでみると、あなた今家でしょ、って感じの背景とともに
ゲストレクチャーが2時間近くお話してくれた。

ゲストが話始めた15時半はカナダのカルガリーだと8時半。
朝から、ありがとうございました。

そう言えば、数週間前には授業外で外部の人が来て、レクチャーしてくれたけれど、
これはイギリスのいくつかの大学にライブで配信されていた。
質問も受け付けていて、ゲストが質問をハンドルするのが大変そうだったけど・・・。



2011-02-22

Myrto

ギリシャからの留学生のミルト。
いつもすごーく追いつめられている。

特に締め切り前は、追いつめられ度がハンパなく、
講師がちょっと課題を出そうものなら、「私たちには時間がない!」と不平を言う。

彼女は完全独立型の寮に住んでいるから、
キッチンで誰かに会うなんてこともなく、寮で誰かと話すことは少ないはず。
クラスメイトが気分転換に外でごはんを食べようとか、
飲みに行こうとか誘っても、締め切り前はほとんど来ない。

彼女は、とっても仲のよい妹がいて、去年まで一緒にロンドンに住んでいた。
妹は今年大学院を卒業して一足先にギリシャに帰ってしまったようだけど、
いつも部屋ではSkypeで妹と話しているらしい。
でもって、最近は授業の休憩時間にも妹と電話で話している。

大丈夫かな〜?と、みんなが心配している。
彼女はクリスマス休暇の時、1月にエッセイの締め切りがあって、
楽しめないと言ってギリシャに帰らなかった。
で、4月のイースター休暇も帰らないと言っている。
この前、イースターの風習を楽しそうに話してくれていたのに。

彼女こそ、休みの時には帰ってエネルギー補給するべきだと思うのだが・・・。


2011-02-21

Sushi Party

最近、会話恐怖症からかクラスメイトとの接触を避けているような気がして来たので、
自分を追い込むために、「Sushi Party」を企画してみた。

前から、「Sushiが好きだ。Sushi Partyやってくれ」とは言われていたものの、
なかなかやる気にならず・・・。
来月になったら、また課題がいっぱいやって来てPartyどころじゃなくなるので、
今週がリミットかなあ、と思い、とりあえず仲良しグループにメールしてみた。

クラスメイト達が過去に食べた(好きと言っている)寿司ってどんなんだろー。

最近じゃあ回転寿しもあるし、お寿司のテイクアウェイのお店もある。
ロンドン等々大きな都市でよく見かける回転寿しの店「YO!SUSHI」の
メニューを参考に、何をネタにするか考える予定。

「握り」なんて期待されても困るので、もちろん手巻き寿司メイン。
それに、過去に実績のある押し寿司か手まり寿司のどれか。

そう言えば、Luizaは米が好きじゃないって言ってたなー。
のりも場合に寄ってはウケが悪いとも聞いた。
レタスに好きな具を巻いてね。って、もはやそれってサラダじゃないか。

2011-02-19

12時との戦い

最近、また12時になると暖房が切れる様になった。
そりゃ、最悪の時から比べたらよくなったけれど、それでも暖房なしはまだ寒い。

だから、何としても12時までにシャワーを浴びて、
ベッドに入っていたいのだけれど、いつも、微妙に過ぎてしまう。
昨日なんて、12時までにシャワーを浴びたいが為に、
友達からの学校内のBarで飲まない?という誘いを断ったぐらい。
昨日は風もビュービューひどくて、とっても寒かったし。
(さすがに、理由はそうだとは言ってない)

明日は晴れるけど、あさってはみぞれ、その後は雨、雨、雨。
まあ、BBCの予報だから当てにならないけれど。
なんだよ、春は来たんじゃないのかい。

明日は、春物の服を買いにマンチェスターまで遠征予定。(起きれたら)
一応、水曜締め切りの提出物があるけれど、このところの長期引きこもりに
耐えられないので行ってしまいます。
Language Exchangeで出会った人びと共通の意見、
ここは本当に小さな街すぎて、飽きる。
さらに、大学と街が離れているから完全に陸の孤島。

やばい、もう23時。
シャワー、シャワー。

最近の英語力

フラットメイトのイギリス人アレックス(マンチェスター出身)。

彼の英語は本当に理解できない。
早いってのもあるけれど、とっても独特。
これがマンチェスター訛りというやつか?

キッチンで話をしても、40%ぐらいしか理解できない。
なので、会話も盛り上がらない。

話さなきゃだめだとわかっていても、最近会話から遠ざかっている気がする。
特にペラペラの人と話すのが辛い。
中国とかインドネシアの子と英語で話すことは抵抗がないのだけれど。
(彼女達の英語もやっぱりうまいのだけれど、私には断然聞き取りやすい。)

やっぱり集団なので自然とグループってのが出来てくる。
今まではヨーロッパグループの人びとに仲良くしてもらっていたけれど、
最近会話が辛くてアジアグループに移行中かも・・・。

隣の部屋のドイツ人女子、うるさいって言う程、毎日誰かと話している。
友達だったりSkypeだったり、いろいろ。
アレックスいわく、彼女の英語は素晴らしいと。
あれだけしゃべっているのがすばらしい秘訣か。
ちなみに彼女、スペイン語もペラペラ。
時々、Skypeでスペイン語を話しているのも聞こえる。
(想像だけれど)ちびっこと話していて「ありゃりゃりゃりゃ〜」
みたいなスペイン語風幼児言葉が聞こえてくる。

やっぱり話さないとだめですな。

(おまけ)

ヴァレンタインに配られていた風船。
イギリスではカード屋が大盛況でした。

今はひもが切れてキッチンを浮遊中。

sabbatical

最近「卒業後はどうするの?」っていう質問をたまにしたりされたりする。

その度に、私は非常に回りくどく
「私は日本で会社員で、辞めないでここへ来て、だから日本に帰ったら
元の会社に復帰するの」
といちいち説明していた。
で、その度に「ああ、サバティカルね」と一言で片付けられた。

この「サバティカル」と言う言葉、ここに来るまで知らなかった。
wikipediaによると、大学教授とか芸術家さんとかが、用途を定めずに取る、
長期の休暇ってことらしい。
その期間に研究したりとか、旅行してリフレッシュしたりとか、とにかくなんでもOK。
場合によっては、数年働いたら取れるとかっていう場合もあるみたい。
欧米じゃあ、一般の企業でもこの制度を取っているところもあるらしい。

正確に言うと、私の場合はちょっと違うけれど、説明が面倒なので、
最近は「私はサバティカル中なの」と説明する。
すると、回りくどい説明なしに、一発で理解してくれる。

大学でも意識してみると、「僕は去年サバティカルだったから」とか
「彼は今サバティカルだから」とかいう会話を聞く。

いい制度だ。

2011-02-16

Language Exchange

EAPの時に知り合いになったイタリア人のCristian。
何かとイベント企画好き(いつも連絡が急で、その辺はいまひとつ)で
今回はLanguage Exchangeを企画。(フリーピザの特典付き)

彼自身、中国語に興味を持っていて、
台湾の子に定期的に習っているようで、たまに学校内のカフェで見かける。

で、そんなCristianから日本代表になってくれないか?とのお誘い。
そーだよねー、日本人なんて全然いないしね。
そもそも日本に興味がある人いるのか?って感じだけれど、
とりあえず、お受けした。

EAPの時から知っている、日本語を京都で勉強していたという
台湾の女の子Lilyぐらいしか日本語を勉強したがっている人はいなかった。
でも、「日本人です。」って言うと、おおって感じの反応を示していただいた。
「おかげさまで」という日本語を知っているインド人の人もいた。
(Youtubeの日本語のアニメで覚えたと言っていたけれど・・・)

今日話した子はシンガポールからの留学生。
華僑(って言うんだっけ?)だから、ネイティブは中国語。
やっぱり、中国語を話す人口多いなー。

ちなみに、フリーで振る舞われるはずのピザは会が終了した1時間後に届いた。
みんなブーブー言って、帰る人も大勢。
いつも、どこかがうまくいかないCristianの企画。


2011-02-15

最近の出来事

このところ、あまり変化のない毎日で書くこともないので、
最近起こった、イラっとする出来事いろいろ。
読んでいただいても楽しくない、内容で申し訳ないです。

その1 火災報知機
予告があったりなかったりだけれど、火災報知器が度々鳴る。
一応、テストという名目だが、そんなにならさなきゃだめかい?って程鳴らす。
コレが相当うるさい(当たり前だけど)。
今では大分慣れて来て、鳴っても止まるのをひたすら待つだけだけ。
これだと、オオカミ少年じゃないけれど、本当の火事の時に
効かない気がする・・・。

ちなみに、この火災報知器、誤報も多くて、
友達のフラットは夜中の2時に鳴って、寒空の中、外で1時間ぐらい待たされたらしい。


その2 コピー機
学校のコピー機は当然有料。
あらかじめ、学校から数£の補助は得られているのだけれど、それが尽きたら自腹。
日本の大学にあるような、裏面広告の無料コピーとかがあればいいのに。
昨日、20枚ぐらいコピーをしたら、トナー切れでかすれた文字で印刷された。
これじゃ、使えん。でも、しっかりお金は引かれている。
納得いかないので、早速学校のコンピュータ設備の担当にメールで苦情。
(日本だったら私の性格ではやらなそう)

友達が、ランドリーでお金を入れたのに使えなかったと苦情を申し立てたら、
あっさり返金してくれたらしいし。

やっぱり、何事も言わなきゃだめだ。



2011-02-12

女子会

金曜日はタウンに住んでいるクラスメイトのお家で初めての女子会。

7時開始という微妙な時間。
こういう時はごはんを食べて行くべきなのだろーか?
そのあたりの、感覚がわからず考えた末に食べずに行った。
主催者のクラスメイトは「ワインとスナックを用意してるから」と
言い残して今日の授業の後に別れたので、とっても怪しかった。
でも、料理好きな子だし、もしや?と期待したところもある。

行ってみると、なんだか色々と用意してくれていた。
ロシアの子なので、ロシアンサラダ(日本のポテトサラダに近い)に
チーズ色々に野菜スティック色々にと。
スイーツにはホームメイドケーキ。これがおいしかったことなんの。

お家は最近引っ越したのだけれど、きれいだし、広いし、バス停にも近いし、
とても快適そうに見えた。
大学とタウンの真ん中ぐらいなので、大学の講師も周辺には結構住んでいるとか。
日本円で6万円ぐらい。まあ、妥当かなあ。

たまには女子会も楽しい。


2011-02-10

最近のお天気 in UK

このところ、日本はすごーく寒いみたいだけれど、
こちらは、なんだか春の陽気。

気温は5℃〜10℃ぐらいの毎日。
先週末はものすごい強風だった。
この私でさえ、飛ばされるかも、って思うぐらい。
日本だったら春一番ってやつじゃないだろうか。

今日は風もなくて晴れていたので、日中はなんだかぽかぽか陽気。
こんな日は、もうダウンのコートはいらない。

日本では考えられないけれど、
天気がいい日は学校の周りを歩いてみたり走ってみたりしているわたくし。
走るのが大の苦手な私にさえ、ちょっと走ってみようかな?と思わせてしまう
風景がここにはある。(他にやることがない、とも言うけれど。)
イギリスは公共のフットパスが定められていて、人様の敷地では?牧場では?ってとこも
歩けてしまうので、地図を片手に新しい風景を色々と開拓している。


フットパスと言っても、全く道ではないことが多い。
お姉さんが歩いているところがフットパス。

おとといは、馬が触れる距離にいたので近づいたら舐められた。(ナメられた?)




日も大分長くなってきたし、すっかり冬は終わった感があるこの頃のイギリス。


ハンドライティング

提出した課題達は、採点者のコメント付きで帰ってくる。

1枚目にマークと全体的なコメント。(もちろん、Wordか何かで作ったもの)
それ以降に、実際に私が提出した実物にところどころコメント。(手書き)

この、手書きコメント、ハッキリ言って読めない・・・。
アルファベットなんて、単純な形なのになんで?って思うけれど、
日本語でも漢字よりひらがなの方が崩れた時はひどい。
単純な構成の文字の方が崩れやすいんだな、きっと。

しかも、個々人で崩れ方に特徴があるから、これまた困る。
数人で解読に挑戦しても無理なことが多い。

今日のレクチャーもひどかった。
大概の先生が「僕のハンドライティングはヒドイから」って言って、
ホワイトボードにいろいろと書くのだけれど、謙遜とかじゃなくて、本当にヒドイ。
口頭で発した言葉を聞き逃すと、もはやなんだかわからない。
多分ネイティブの人びとは数文字読めなくても前後のアルファベットから
想像が付くのだろうけど、知っている単語の数も少ない私にはちょっと厳しい。

先生だけじゃなく、生徒ももちろん字が汚いのに、よくExamなんかやるな〜、と
思ってしまう。
採点者も一苦労だろう。
まあ、読めないものをなんとか解読してやろう、という優しさ?は
ないかもしれないけれど。

(おまけ)


ハンドライティングではないけれど、
日本語って外国人から見たら、
こう見えることもあるんだ、っていう写真@香港

特に、一番下の説明にご注目。
「エしぺーターで一階へどラざ」
わからなくもない。

2011-02-08

ごはん

留学して10キロ太って帰って来た、ってのはよく聞く話。

でも、私の場合はあてはまらなそう。
もっと若くて、夜な夜な遊び歩き、ごはんは友達とジャックフード!っていう
留学生活だったら、きっとそうなっていたと思う。
体重計がないのではっきりとはわからないけれど、日本にいた時よりは減っているはず。

理由はいろいろある。

1.規則正しい食事
食べている内容はともかくとして、たまに朝ごはんを抜いちゃったりするけれど、
ほぼ毎日3食きっちり食べている。しかも、ほぼ毎日同じ時間に。
夕飯なんて、5時台に食べちゃうこともしばしば。おばあちゃんみたい。
日本だと、9時以降に食べることもあったから、この点は大きい。

2.肉をほとんど食べていない
別に断固、肉は拒否!っていうわけではない。
なんとなく、牛肉は食べる気にならない、ってのと、売っている肉が大きすぎる。
日本にいる時でさえ、数百グラム単位で買っていたのに、
あんなに大きな塊をひとりでどうしろと。
こちらには薄切り肉ってのがない。時々豚肉が食べたい時には欲しくなる。
噂では、マンチェスターの中華街にあるアジア食材店でお店の人に言うと、
裏から薄切りの豚肉を出してくれるらしい。闇市かい?
今のところ鶏の胸肉だけ食べている。

このふたつが大きな理由と思われる。

ということで、授業からフラットに戻るのが楽しみな毎日なのではあるけれど、
料理をするのが面倒なのか、時々クラスメイトがランチやら夕食に誘ってくれる。
ありがたい。おしゃべりはしたい。
でも、学校内で食べるなら自分のフラットで食べたい。というのが本音。
タウンならともかく、学校内のお店は・・・。

先日、クラスメイトが、唯一いいと言っているカフェテリアに行ってみた。
感想は、「えーと、どのあたりがいいんでしょうか?」
The大学。The西洋。って感じで、オイリーなグリル盛り合わせ。
主食は何だい、主食は?チップスか?
どうか、フレッシュな緑の食べ物をください・・・。
(これなら先日写真を載せたカフェテリアの方がよい。)

大学ってところは、食事に関してはヘルシーとは無縁。
大学のお食事どころに関するアンケートにしっかりと要望を書いておいた。

ちなみに、ロンドンに留学しているお友達は、
時間があればZAGAT片手に食べ歩いているらしい。
うらやましいいいいいいいいいい。


2011-02-07

英語

土曜日、日本人ご夫妻のおうちでお茶をいただいた。

家族用の寮なので、断然広い。
キッチンはやや狭く、建物は古いけれど、キャンパスの真ん中にあるし、とても便利。

ふたりとも忙しいコースなので、本当に大変そう・・・。
お互いのコースのことやら、なんやら話して来た訳だけれど、
「日本語ほとんど話してないから英語上達したでしょう。」と言われて、ハッと気づいた。
私、日本語は当然話していないけれど、最近英語も話していない・・・。

1年で英語がペラペラになるなんてことはない(努力次第ではなるのかも)のは
わかっているのだけれど、それにしてもここ最近は、間違えることを恐れて
どんどん話さなくなり、英語力が後退している気がする・・・。

ふたりとかなら話せるのだけれど、大人数だと話に割り込めない。
頑張って割り込んでも、イマイチ通じなかったりして「何言ってるの?」って顔をされる。
で、またしゃべらなくなる・・・。
んー、いかんなー。

今後、授業がなくなって、論文だけになったらクラスメイトに会うこともない。
自然に英語を話す機会はどんどん減って、ますます退化して行く気がする。
1ヶ月、一度も英語を話さずって事態になったりして。

そのあたりの対策もちょっと考えて行かないと。


2011-02-05

ワークショップ

金曜日はとある企業がやって来てケーススタディをやるという
ワークショップがあった。

一応、プログラムに組み込まれていて必須かと思ったので、行ってみた。
正直言って、んー、イマイチ。

ハッキリ言ってこれは企業の宣伝。
とある企業は同業なので、お仕事の内容は大体知っていたし、
それをこの会社ではどうやっているか、ぐらいが私には新しい情報。

日本でも新卒採用の時にやるようなリクルーターが大学に行って、
企業の話をするってやつに近い。
単に企業の話をするだけではなくて、簡単なケーススタディをやってみましょう、
ってのが付いていたけれど、7割が会社の話とリクルーターの人の仕事の話。
このリクルーターも社会人2年目とか3年目とかの方々。

この会社に就職したいと思っている若者にはいいと思うけれど、
長いこと同業他社で働いちゃっている私にはあまり魅力がなかった。
実際、午後から参加者が減っていたし。

ちなみに、私がこの会社で働いていたら、この年次の人の平均的な肩書きは
「Manager」か「Senior Manager」らしい。
随分と偉そうな肩書きだこと。



2011-02-03

新聞

ランカスターのマネジメントスクールには新聞が無料で置いてある。

日本の日経みたいに情報盛りだくさんではないけれど、
Wall Street JournalとFinancial Times(だったかな?)の二紙が
毎日、山積みに置いてある。
数に限りがあるので、午後になると既になくなっていることが多い。

どちらもヨーロッパ版なので、主にヨーロッパとその近隣諸国の話題が主。
今だったらもちろん一面はエジプト。

で、今日はその一面の片隅に見覚えのある写真を発見。





「sumo giants」さん。
内容はご存知の通りですが、唯一ページを割かれていた日本の話題がこれ。
どうなんでしょ・・・。

サッカーのアジアカップ優勝の時はニュースで流れてうれしかったし、
数名のクラスメイトからは「おめでとう!」と言われて、これまたうれしかった。

やっぱり、どうせ見るなら、いいニュースがよい。


2011-02-02

罰金

部屋の扉の隙間からフラット全員に何やら手紙が入れられていた。

1/21の23時にあなたのフラットからの騒音がうるさいと苦情がありました。
ポーターからの報告では、防火用の扉(通常は常に鍵で開閉)が消化器を使って
開けっ放しにされていました。これは罰金に値します。つらつらつら・・・。
これは、フラット全員の責任です。つらつらつら・・・。

ちょっとちょっと。
確かに、その日はブリティッシュguyとジャーマンgirlが友達を大勢呼んで
キッチンでパーティーをしていた。
でもって、大音量の音楽もかけてたし、酔っぱらって大声で話したりもしていた。
確かにうるさかった。
キッチンには割れたワインボトルの破片が散らばっていて翌日はヒドイ状態だった。

これをフラット全員の責任にされるのはたまらん。
ジャーマンgirlから、ごめんねとの謝罪は一応あった。
でも、もし罰金が本当に課されても、私は絶対に払わない。
むしろ、ごめんね料をいただきたいぐらいだし。


2011-02-01

redundant

Language Exchangeのパートナーとして友達になった人がいる。
ロンドンの近くに住んでいる、日本語勉強中の社会人。
(遠い。。。この近所には日本語を勉強したい奇特な方はいらっしゃらないもので)

グローバルな製薬会社の研究所にお勤めの研究員さんなのだけれど、
今日の午後にFacebookに何やら不思議な投稿。

その後、BBCのウェブサイトを見てみると、
その会社のイギリスの研究拠点がcloseされるとのニュース。
ついでに、2400人いる職員は、この先2年のうちに
redundant」(余剰人員/解雇)になると。

なんと・・・。
片言の英語と日本語で交わしてきた会話から想像するに、
とても仕事(会社)に誇りを持っている印象だったので、気の毒でならない。
ここ数年、大規模な人員削減等々はあったみたいだけれど、
研究所の閉鎖は予想外だったよう。しかも、ずいぶん急な。

BBCによれば、関連会社や他の部署に移ると言う道もあるようだけれど、
研究職(ある意味、特殊な職業)なので、そうは簡単に行かなさそう。
高いスキルを持った人びとなので、再就職はすんなり?と思ったりするけれど、
その分とても競争率も高いみたい。

BBCによれば、政府も研究開発分野はイギリスの経済回復にも重要だと強調していて、
今週はシスコの仕事を誘致したと首相がアナウンスしたと言っている。
それなのに・・・。
地元の議員さんは、地元にとっても「body blow」だと。

とにかく、再就職等々、万事うまく行くことを願う。

Dissertation

今学期は論文に向けた準備がいよいよ始まり、Research Methodといった授業がある。

どうやって論文を書くか?っていうレクチャー。
データはどうやって集めるかとか、インタビューは?
オブザベーションは?等々。

それと並行して、もちろん論文のトピックを決めねばならない。
論文のトピックが決まったら、それにあったチューターが決まる。

チューターごとにinterest areaが異なるので、
中にはチューターでトピックを選んでいる人もいる。

トピックは早めに決めた方が絶対に楽だということを
前学期のグループチューターに言われたけれど、
まだひとつに定まらない。

これは、関連しそうなチューターとお話してみないと決められなさそう。

(おまけ)

最近お気に入りの大学内のカフェテリアのひとつ。
サラダバーもあって、比較的ヘルシーな感じ。